ミドリカワ書房のおすすめ人気曲ランキング10選!アルバムや無料試聴は?
ミドリカワ書房は1998年より活動しているシンガーソングライターです。
ミドリカワ書房という名前ですが、緑川伸一ひとりで活動しています。
「書房」という名前からも分かるように、小説のように様々な人間の人生を描いた楽曲が特徴です。
世相を反映させた風刺の効いた内容に、ミドリカワ書房らしいユーモアを織り込んでいるので、ライトなノリで聴くことができますが、色々と考えさせられるような深い曲が多いです。
浜田省吾の熱狂的ファンであり、ライブの出囃子には彼の楽曲『J.BOY』を使用していたり、ライブツアー名、アルバムタイトル、楽曲など、浜田省吾へのリスペクトを感じるものが多々あります。
それではミドリカワ書房のおすすめ曲を勝手にランキング形式でお届けしていきます!
ミドリカワ書房のおすすめ曲10選!
No.1 顔2005
2005年7月リリース。
顔にコンプレックスがあり整形したい女の子の気持ちを歌った一曲。
10代の女の子の多くが抱える気持ちを、ここまで恐ろしいほどリアルに描いた曲は他に知りません。
No.2 心
2007年2月リリース。
『顔2005』の主人公の女の子の5年後を描いた曲です。
ミドリカワ書房の楽曲には、この曲のように他の曲の続編や、もう一方の側から描いた楽曲がいくつもあるので、併せて聴くことをおすすめします。
コミックソング的な扱いを受けがちですが、実はサウンドもとてもカッコイイので注目です。
No.3 保健室の先生
2005年7月リリース。
タイトルからも分かる通り、保健室の先生が主人公の曲。
学校中の男子生徒、満員電車で乗り合わせた男性など、数々の男を夢中にさせてしまう魔性の女を妖艶に、そしてどこか哀愁を漂わせて歌っています。
No.4 I am a mother
2006年7月リリース。
浜田省吾の『I am a father』へのオマージュを感じる一曲。
妊娠した女性のことを歌った楽曲です。
イントロの時点で「これ、ミドリカワ書房の曲だよね?浜田省吾と間違えた?」と一瞬戸惑うくらい、強烈なリスペクトを感じます。
この曲と対になっているような『I am not a mother』も、ぜひ一緒に聴いてみてください。
No.5 熱海
2011年7月リリース。
『熱海』というタイトルから温泉地ののんびりした曲かと思いきや、後半になると徐々に重い展開が分かってくる曲です。
リアルな情景が浮かぶ歌詞は、まるで本当の小説のようです。
熱海
ミドリカワ書房
J-Pop
¥200
No.6 ごめんな
2008年9月リリース。
息子がいじめを受けていたことを知った父親が主人公の楽曲。
父親の心情をストレートな歌詞で表現していて、聴いていると涙が出そうになります。
この曲の続きが『転校生』という曲で描かれています。
いじめを受けていた息子がどうなったのか、その後が気になる方はぜひ聴いてみてください。
No.7 OH!Gメン
2007年2月リリース。
万引きGメンが主人公の曲です。
ロカビリー風のサウンドに乗せて、Gメンが万引き犯を捕まえます。
ロカビリー風、フォーク、ロック、歌謡曲、とミドリカワ書房の作る楽曲の音楽性は、実はとても幅広いです。
No.8 上京十年目 神にすがる
2007年2月リリース。
いきなり電話のベルの音から始まるオレオレ詐欺の犯人の歌。
フラメンコ風のサウンドで、フラメンコの「Ole!(オレ)」と「オレ」オレ詐欺をかけているという、洒落の効いた一曲です。
No.9 SAVA
2008年9月リリース。
SAVA=鯖。
鯖への愛を熱く歌っている一曲です。
借金の話をしていたはずなのに、いつの間にか鯖の話に…。
ただ鯖の話をしているだけなのに、妙にカッコイイのは打ち込みが多用されたサウンドの効果でしょうか?
ここまで熱く鯖について語られると、鯖が食べたくなってしまいます。
No.10 ミドシンを聴きながら
2010年1月リリース。
ミドリカワ書房の本名、緑川伸一から取った愛称であるミドシン。
ライブでは必ず1曲目に演奏される、ミドリカワ書房の自己紹介のような曲です。
下ネタの含まれる曲なので、家族と聴くと気まずいという方はご注意ください。
ミドリカワ書房のおすすめアルバムは?
これまでに ミドリカワ書房がリリースしてきたアルバムは以下のようになっています。
2004年12月8日 みんなのうた
2005年7月20日 みんなのうた+α
2006年7月19日 家族ゲーム
2007年2月21日 みんなのうた2
2008年9月10日 みんなのうた3
2010年1月1日 みんなのうた4″ever”
2010年10月20日 みんなのうたベスト
2011年7月13日 愛にのぼせろ
2014年12月3日 東京十景
2017年4月5日 おつかれさまです
ミドリカワ書房のアルバムでおすすめなのは『みんなのうた2』です。
タイトルが公共放送のあの歌番組と似ていますが、子供には絶対に聴かせられないアルバムです。
認知症の老人についての曲『恍惚の人』、自暴自棄になったホストの曲『昨日』、シングル曲『リンゴガール』などが収録されています。
救いのない暗い収録曲が多いのですが、特に『ドライブ』と『母さん』は罪を反省していない加害者の視点で描かれていて倫理上問題がある、という理由から、このアルバムがメジャーレーベルで発売できなかったという、いわくつきの楽曲です。
曲の間に収録されている劇団ひとりのショートドラマも、楽曲の世界観を上手く表現しているので必聴です。
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